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【Python入門】同じ処理を繰り返したい時 -繰り返し文

りっくん

こんにちは、りっくんです。

今回は、決まった回数や・条件を満たしている間に限り同じ処理を繰り返す
「繰り返し文」について解説していきます。

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for文

基本構文

for文は明確に回数を指定して、指定した回数分のループが完了した場合に繰り返し処理が終了します。

書き方は以下の通りになります。

for文を書くときの注意点として、以下があります。

・変数名の後ろには「in」がつく
・オブジェクトの後ろには「:(コロン)」がつく

for文で使用するオブジェクト例

配列

for文で使用するオブジェクトの代表例として、「配列(リスト)」があります。
配列を使用する際は以下のようにfor文を実装していきます。

for_prac_list = ['test1', 'test2', 'test3']

for i in for_prac_list:
    print(i)
    
#出力結果
# test1
# test2
# test3


配列を使用してfor文を使用した際、要素を一つずつ取り出していくため

  1. 変数「i」に配列名「for_prac_list」の要素「test1」が代入されて出力
  2. 変数「i」に配列名「for_prac_list」の要素「test2」が代入されて出力
  3. 変数「i」に配列名「for_prac_list」の要素「test3」が代入されて出力

という流れで処理が進んでいきます。

range関数 -その①

配列とは異なり、明確な数値を指定してその間for文内の処理を実行させるために
range(ランジ)関数を使用していきます。

for num in range(10):
    print(num)
    
# 出力結果
# 0
# 1
# 2
# 3
# 4
# 5
# 6
# 7
# 8
# 9


出力結果の通り、0〜9までの数値が繰り返し出力されます。

range関数 -その②

range関数には開始位置と終了位置を指定することができます。

for num in range(5, 10):
    print(num)

# 出力結果
# 5
# 6
# 7
# 8
# 9

range(5)とは結果が異なるため、混乱しないようにしましょう

range関数 -その③

range関数は開始位置と終了位置に加え、定間隔で処理をスキップさせることができます。

for num in range(0, 10, 2):
    print(num)

# 出力結果
# 0
# 2
# 4
# 6
# 8


上記のサンプルでは2を指定しているため、2こずつスキップして出力させることができます。

while文

基本構文

while文の場合はfor文とは異なり、条件式が真であればずっと処理を繰り返し続けることができます。

特徴的なところとして、for文では変数を新たに設定する必要がありますが
while文では新たに変数を作る必要がありません。

最初の判定がFalseの場合、while文の処理は1度も実行されません。

また、処理判定がFalseにならない限り、無限ループが発生してしまいます。

サンプルとして以下のようなものがあります。

while a < 5:
    print(a)
    # 加算をしないと無限ループが起きる
    a += 1

break文とcontinue文について

break文

特にwhile文で使用する機会が多いですが、無限ループを防ぐために「break」を使用すると
ループを強制終了させることができます。

break文の構成は以下の通りです。

サンプルとして以下のように使います。

a == 0
# 無限ループ
while True:
    print("無限ループ中")
    
    # 加算をしないと無限ループが起きる
    if (a == 0):
        break

continue文

まず最初にcontinueの書き方は以下の通りになります。

繰り返し文内でif文を記述し、その条件が真であればcontinueを実行するようにします。

if文の条件式が真であればcontinueが実行されて、「実行する処理3」がスキップされます。

まとめ

今回もお疲れ様でした。

繰り返し文はプログラミングで重要な観点となるため、不明点があればしっかり分かるようにしていきましょう!

この章でのまとめ

繰り返し処理は「for文」と「while文」の2つがある。

for文ではオブジェクトを格納する変数を別途用意する必要がある。
while文ではそれが必要ない。

繰り返し文内でif文を使うことができ、break文・continue文が使える。